台北経由バンコク10日FIXギリギリ滞在一人旅 Day3 荷物管理は自己責任。キーチェーンでベッドにロックが王道。からの食い逃げ疑惑とリアルザラキの恐怖
バンコクへ向かう機内は結構寒かった。台北が暑かっただけに温度差がきつい。薄手のヒートテック持ってきてよかった!さらにブランケットにくるまって仮眠する。
トイレに行く。おしっこしてたら後ろの扉がガラッと開く。
白人男性が超ビックリした顔→( ; ゜Д゜)でWhao!! と叫び扉をバンっと閉めた。カギ閉め忘れてたんだ…
ご…ごめん!w
深夜1:00過ぎにバンコクのスワンナプーム空港に到着。むんっとした熱気と独特な南国の香りがお出迎え。
この感じ…昨年のフィリピン留学を思い出す。
ところで、待てども待てどもキャリーバッグが流れてこない。
ろろろろろロストバゲージ?!
と思ったらレーンが違った(*ToT)
スタッフにチャイナエアラインのレーンはどこか聞くが英語全く通じない!
走り回ってやっと発見したレーンはすでに止まっていて、ぽつんと一つだけ置かれたキャリーバッグがある。私のだ!!
よかった!!
汗だくで一階のタクシー乗り場へ。深夜着の場合の町への交通手段はタクシーのみ。できれば安全な電車にしたかったけど終電はとうに過ぎてるので仕方ない。
行き先を告げて乗車券をもらったものの、運転手に取られてしまった。
ガイドブックにはトラブル時の為に乗車券は運転手に渡さず保管しておくこと、とある。
アレぇ?、、、ボッタクリタクシー疑惑が…
そんな事はない!渡る世間に鬼はなしと言うじゃないか!と乗り込み、発車。
運ちゃん:Highway?
高速道路?(※)
私:No, normal way please.
ノー、普通道路を走って。
運:too slow. it's better to use highway.
遅いよ。高速のほうがいいって。
私:sorry, I don't hurry. just down way please.
ごめん。急いでないんだ。下の道使って。
運:no highway?
高速はダメ?
私:yes
うん(※)
運:no highway, Im not happy (´・ω・`)
高速ダメか。うれしくねぇな。
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※今思い返すと私もこの運ちゃんも英語ビギナーだったなと赤面ものである。
high wayは実は幹線道路という意味で、高速道路ではありません。
高速道路はfreewayやexpresswayと言います。
でも状況的に運ちゃんは高速道路という意味で使ってたし、私も和製英語のハイウェイとして違和感すら感じませんでした。
さらに、No highway?と聞かれてyesで答えてしまっては意味は逆。
『はい、ハイウェイ使って』となってしまうので、正解はNoでした。
これは中学生に英語を教える時によく話題にするのですが
Don't you like cockroaches?
さて、あなたならどう答えますか?
ヒント:cockroachはゴキブリですwww
二択でいきましょう。
Yes.
No.
では、答え合わせ。
Yes.と答えた人。
マジっすか!とても珍しい感性をお持ちですね。。。。
ゴキブリが好きだとは!!
つまり、
Yes, (I like cockroaches) となってしまうのです。
Do you like cockroaches?
あなたはゴキブリが好きですか?
Don't you like cockroaches?
あなたはゴキブリが好きじゃないですか?
直訳するとニュアンスが変わってくるので答え方もYES/NOで変えたくなってしまいますが、質問分の意味はほぼほぼ同じで答え方も同じなのです。
Yes/Noの後に続く内容はこうです
Yes, I like cockroaches.
No, I don't like cockroaches.
ここまで意識して答える必要があるという事です。
以上、アジアを旅する英会話講師のプチレッスンでした。
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ここはタイ、タクシー代も高速代も日本に比べればはるかに安いんだけどね。でもカオサン周辺の宿だったら高速使ってもいいかもだけど、今回の宿はスクンビットのはずれ、空港に結構近いところだったからなおさら。
その後も運ちゃんは訛りのキツイ英語で明日どこ行く?とかどこ泊まる?とか聞いてくる。
テキトーに答えながら25分、宿に到着。
メーターは二段になってて上段が225、下段が185と表示されてる。
どっちだ?
でも高い方で確認したら、もし実際185Bでも225Bだよと言われるだろうから、下段で確認する。
私:185B, and airport fee is 50B, then 235B right?
185Bで空港費が50Bだから235Bだよね?
運ちゃん:Yes
そうだよ
私:here 250B, no back OK.
はい、250B。おつりはいいよ。
運ちゃん:OK
OK
良かった。とりあえずボラれなかったし無事に宿につけた。
座席に忘れ物ないか念入りに確認して降りる。
※忘れたら永遠にバイバイだ。
Baan Cederberg Bangkok.バーンシダーバーグ邸というゲストハウスに到着
ちなみにここはすでに閉館してしまって、2020年現在はEkkamai駅の近くに語学学校併設の宿として営業してます。
cedarberg-house-bangkok.bangkokshotels.com
オーナーはTV番組『世界の村で発見!こんなところに日本人』にも出演した方です。
もう深夜2時近いのに明かりがついている。
ガラス戸越しに茶毛の猫がこっちを見ている。
ドアを開けてくれたのはオーナーかと思いきやゲスト(宿泊客)だった。
しばらくして来たボサボサヘアの男性スタッフが対応してくれた。
宿泊費4泊分960Bと鍵デポジット200B(チェックアウト時に返金)を払い、簡単な説明をしてもらう。
ドミトリーは4階、階段は無い。
まだ起きていた白人男性に自己紹介して、シャワー浴びにいく。
あれ、水出ないんですけど…
試行錯誤して、なんとか蛇口ではなく電気式加熱器のツマミを回せば出ることに気付いた。
教えてよー。さっきの兄ちゃん。
ちなみにここにはセキュリティボックスは無し。
キャリーケースとバックパックを南京錠で鍵締めて、自転車のチェーンでベッドに括りつける。
まさかベッドごと盗みはしないだろう。
で、さっさと寝る。すげー長い一日だったなぁ。
(=o=)zzzz
おはようバンコク!
とりま、近くのショッピングセンター、Tesco Lotusに行ってみることに。
すっげー暑い。この蒸した熱気と容赦なく照りつける太陽。
日本では経験しえない暑さにクラッとくるw
2階のフードコートに行く。ここはカード式。
私: Can I have a card?
カードもらえる?
スタッフ: yes. how much will you charge?
もちろん。いくらチャージします?
私: 100B. here.
100B。はい(100B札を手渡す)
スタッフ: thank you.
ありがとう
必要な額を払ってプリペイドカードをもらって、それを提示して支払う形式。
ガイドブックで復習してきたからスマートにこなせた(*´∀`*)
と安心したのもつかの間、まさかの食い逃げ疑惑がこの後私にかけられる!!
メニューはタイ語がほとんど。
もちろん読めないから、指差しと簡単な英語で注文する。
Can I have this one?
ケナイハヴディスワン
これもらえる?
これ超便利!今回の旅で一番使った英語だと思う。
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Can I~をキャンアイと発音しがちだけど、ケナイと言ったほうがより自然でよく伝わります。こういう前の単語の語尾と、次の単語の最初の音がくっついてしまう現象をリエゾンといいます。
日本語で例えると
この野郎!
が
こんにゃろ!
になってしまうみたいな。
以上アジアを旅する英会話講師のプチレッスンでした
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カードをカウンターに出して、料理をトレイに載せ、空いてる席で食べる。
うまい!!カーオマンガイという蒸し鶏ごはん。スープ付きで40Bだったかな。
すると何か視線を感じる。と思ったら、女性スタッフがこっちを見て手招きしてる。
困ったなあ、異国の地で逆ナンとは(*´∀`*)
なんてノーテンキな私に彼女は言う。
You didn't pay!!
あんたお金払ってないわよ!!
OMG タダ飯食らってた(゜o゜;
カードを再度提示し、ちゃんと支払う。ははは
食べた後は、カード買った場所で残金を返してもらう。
back please. とか言えばでOK。
Thank you の代わりにタイ語で『コープッカッ※』って言えばカンペキ。
※女性ならコープッカー
宿に戻り無料の共有パソコンで近況報告。
インドから来た美女Ashleyとカレーの話で盛り上がる。
彼女は今日帰る予定だったけど、明日のフライトに変わったらしい。
全く訛りを感じない聴きとりやすい英語だと思ったら、生まれはアメリカで今はインドに住んでるのだとか。
すごい懐っこい猫のMimiとTackyとじゃれたあと、BTSでAsokへ。
BTSの券売機は日本と違ってまず最初に行き先の運賃ボタンを押します。そうしないと、コインが返ってきちゃうんです。
25Bボタンを押してコインを入れると薄っぺらい磁気カードが出てくる。
それが乗車券。
結構本数はある気がする3分おきくらいかな。乗り遅れても心配ないレベル。
改札にカード入れるとすぐ近くから出てくるから、それを取って空いたゲートを通過。タイミング外すとゲートにぶつかって痛いよ。
15分くらいでAsok到着。
Terminal21というショッピングセンターが面白い!
1階が出発フロア、2階が東京、3階がロス、的な感じでフロア毎にコンセプトがあってウィンドウショッピングも楽しい!
でも高級な感じだったし、フードコートは無かったので、歩いて5分の庶民派ショッピングセンター、Robinsonへ。
ここはクーポン制、80Bをクーポンに変えてカレーヌードルを注文。
トッピングの唐辛子入れたら辛い辛いすっげー辛かった←自業自得
でもうまいよ
食後はTesco Lotusと同じく残額を返してもらって、ドリンクスタンドでパールミルクティーを注文。
スタッフのお姉ちゃんが大さじ山盛りの砂糖を2杯ぶっこんだ時はびっくり、さらに大量のシロップとタピオカを入れ完成、激甘パールミルクティー(゜o゜)
跳び上がるほどの甘さ!www
うまいけどカロリーハンパないんだろうなー(´・ω・`)
BTSで帰る。もう2回目になれば乗車も下車も慣れたもんよ。
まだ3時くらいだけど宿に帰る。
初日は環境に慣れるため、あえて観光の予定は入れなかったのだ。
昨晩、ドアを開けてくれたゲストのYasuさんとAshleyとロビーでThe Hobitを見る。なぜか中国語字幕。
日が暮れてちょっと涼しくなって、宿のすぐ前の大衆食堂で3人で夕飯。
イエローカリー30B、ビアで乾杯して、食後はコーラ。
フォーク、スプーンはティッシュで拭いてから食べるべしとネットで読んでいた。
しかし!
食堂のおばちゃんは はいどうぞ♪とばかりにカレーにスプーンを突っ込んだ。ああ、まあ、郷に入っては郷に従えだ。腹壊したって死ぬわけじゃねぇ。
コーラは小さなビニル袋に直接注いでストローをさしてくれる。これがタイ式。
氷はおばちゃんが素手でがっと掴み入れてくれた…豪快だなぁオイ
氷には気をつけるべしとガイドブックには…ってもういいや!ほっとけ、好きに過ごすぜ!
でも美味しかった! コープッカッ☆
宿に戻り、Ashleyとヨガの話で盛り上がる!
単に体操としてではなく、ヨガの教えやインド神話ラーマーヤナの話、さらにはカルマ(業)の話までものすごく濃密な話ができた。しかも英語で!!
自分の行いがそのまま自分へと返ってくる。
とってもシンプルな人生のルール。
だから、いつでも人にやさしくありたい。それは自分の為でもあるから。
英語を勉強してきて本当によかった。
ここまで話ができて、感動させられるとは!!
ナイト・マーケットに行くというAshleyをOn Nut駅まで見送ってロータス
で買い物をして帰る。
帰り道、野良犬が現れた!(TдT)
すっげー怖かった。むしろ暴漢より怖いし!
発症したら致命率95%のリアルザラキ、狂犬病です
私にはこう見えた。
宿に走って帰り、シャワー浴びて部屋に戻る。
荷物を片してると視線を感じる。振り向いたら猫のMimiが。
おいおい、かわいいんだけど、足のケガが少し膿んでて怖かったので適当に遊んで扉を閉めた。
それが彼女(彼?)の別れの挨拶だとは知らずに眠りにつく。
あ、そういえば、Ashleyが See you in 3 hoursって言ってたなぁ。
ゴメンAshley。私は寝る。。。。
つづく。
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